エチルトリフェニルホスホニウム臭化物 CAS#1530-32-1

エチルトリフェニルホスホニウム臭化物 CAS#1530-32-1

通常、白色またはオフホワイトの結晶性粉末です。エタノール、クロロホルム、ジクロロメタンなどの有機溶媒に可溶で、水にもある程度の溶解性を持っています。染色試薬として臭化エチルトリフェニルリンを使用します。臭化エチルトリフェニルリンおよび他のリン塩には抗ウイルス活性があります。

製品の使用法

エチルトリフェニルホスホニウムブロミド（ETPB）は相間移動触媒であり、フェノール系エポキシ樹脂、特定のフッ素エラストマー樹脂、および熱硬化性粉体塗料の硬化を促進するために使用されます。また、特定の有機化合物の合成触媒や医薬品中間体としても使用されます。

エチルトリフェニルホスホニウムブロミドは、アルドール反応およびホーナー・ワズワース・エモンズオレフィン化により、L-システイン誘導チアゾリジン、レイオドリド A から D-アミノ酸を合成する際の反応物として作用します。

また、ジアステレオ選択的分子内イミノ-エン反応によるシクロアルカノインドリンの製造にも使用されます。

アルキルジプロペニルチオフェンモノマーを製造するための固体メタセシス重縮合における試薬として使用されます。

ミゾロキ・ヘック環化反応と連鎖的なツジ・トロスト環化反応。

工場・設備ショー

速い輸送時間
在庫2～3営業日、新規製造7～10営業日